協議離婚で話がまとまらず、離婚調停でも離婚が成立しないときは、離婚裁判を起こして離婚の判決を得ることになります。離婚裁判では離婚そのものの訴えだけではなく、慰謝料や養育費の請求、財産分与に関すること、親権者の決定など、様々なことを同時に争うことが可能です。離婚裁判を起こすときは、離婚問題に強い豊富な経験を持っている弁護士に相談するのが基本です。インターネットなどで離婚問題が得意な弁護士が在籍する法律事務所を探して、まずは相談してみましょう。法律事務所の中には、無料で相談に応じてくれるところもあります。さらに、30分限定で無料で相談できるなど、時間を区切って無料で相談に応じてくれる法律事務所もあります。どのように解決していくのか、弁護士費用はいくらかかるのかなど、具体的なことを教えてくれるのが魅力です。ちなみに、離婚裁判は最短でも1年ほど時間がかかりますし、長ければ3年ほどの期間が必要になるケースがあります。もしも少しでも早く裁判を終わらせたいと考えているときは、和解の申し入れを検討したり、第一審で終わらせるなどする方法があります。もちろん、これらは弁護士に相談しながら対応できるため、安心感があります。